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物理フォーマット・HFS Plus・1パーティションで初期化後、クリーンインストールを済ませたMacOS9について、直ちにファインダーの「ラベル」機能を使って、クリーンインストール直後の状態を区別することができるように着色を済ませた。 この状態でしばし動作確認を繰り返し、起動に支障がないかどうかをチェックした。 ところがこの時点で早くも一つの問題が生じた。 Power Macintosh 5500/225にはPerformaシリーズ以来の、Apple純正のテレビチューナーカードが内蔵されているのだが、「Appleビデオプレーヤ」でテレビを表示してみたところ、画像ばかりで音が全く鳴らないのだ。 姉の家ではアンテナを引っ張ることができなかったので、考えも及ばなかったことだった。 このMacintoshについて、テレビ機能にはかなり期待していたので、この時点で少し落胆させられてしまった(Mac OS8では音が鳴るのだろうか?)。 続いて、このMacintoshで一番期待している機能拡張について試してみることにした。 それは一基だけ実装されたPCIバスに挿してきたUSBインターフェースカードのことだ。 実はPower Macintosh 5500/225には33.6kbpsというモデムが内臓されているものの、他の一般的なMacintoshシリーズでは標準搭載されていたLANの機能が実装されていない。 この型のMacintoshにLANの機能を追加するためには、PCIバススロットに拡張LANカードを装着するか、コミュニケーションスロット(CS2)に特殊なLANカードを装着しなければならない。 大阪で購入後、直ちに、他にパソコンがない姪宅へと直行することになったため、LANについては当時後回しと考えていたのだ。 その代わりに、様々な周辺機器や外部ストレージを装着できるUSBカードについてだけは意を払ったつもりだった。 今回、我が家へと帰還してからもUSBを様々な形で活用することには大いに期待を持っていた。 UBH003H このUSBカードUnion Bros製のUBH003Hは、対応OSがMac OS8.6以降となっており、ドライバについてはApple社のサイトから最新版をdownloadして活用するようになっていた。 早速webに接続可能なWindowsマシンでAppleのサイトに接続し、最新版をdownloadしてみたところ、数年前に姪のために装着した際のドライバと全く同じ1.4.1というバージョンだった(J-USB Card Support1.4.1.smi)。 早速このドライバを解凍後、installしてみた。 Macintoshを再起動してみても、特に不都合はないようだった。 次にフラッシュメモリを読み書きするためのドライバ(MCR-CF installer)をdownload後、installしてみた。 Flash EEP ROM系のストレージが使えるようになると、帰ってきたMacintoshの実用性がぐっと増すように思われたからだ。 MCR-CF-LT /U2 そうして、期待を込めてUSB接続可能なコンパクトフラッシュアダプター(BUFFALO MCR-CF-LT/U2)を接続してみた。 一切、手ごたえがなく、画面にも全く何も反応がなかった。 後になってみれば、このころから少し様子がおかしいなと考えはじめていたように思う。
by ikuri_plum2
| 2004-09-10 20:17
| ハードウェア
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